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慣れない状況に四苦八苦する
去年の秋頃から、新しい在宅のお仕事を探し始め、なんだかんだで、今年に入ってから新しい在宅のお仕事を始めました。
で、最初はやっぱりうまく適応できなくて、どんどんストレスが溜まっていきました。
私の発達障害特性として、コミュニケーションの困難さはもちろんのことですが、他にも、細かいことや、優先度の低い部分に異常にこだわってしまい普通の人の倍以上時間がかかってしまう、というのもすごく困りました。
うつ状態になる
そして、いつものように、うつに近い状態になり、無気力と重い疲労感と過眠などの症状が現れ始め、食事が作れない、買い物に行けない、掃除ができなくて汚部屋になる、など日常生活にも支障をきたし始めました。
図書館に駆け込む
これは、このままだとやばい、また潰れて仕事ができなくなってしまう、と思い、藁にもすがる気持ちで図書館に行き、このストレスを少しでも緩和できる方法が書いてある本はないか、と探した結果、ふと題名が気になった以下の本を借りました。
これが、私にはすごくよかったです。本当にもう奇跡的な出会い。
本のおかげでなんとか乗り切った
この本のおかげで、だいぶストレスが軽減され、なんとか一番重い状態の時を乗り切ることができました。
具体的に詳細をレビューすると文章が長くなりすぎるので、詳しくは別の記事でレビューしますが、簡単に紹介すると、自分の感情、苦しみだと思っているものは、実は自分発信ではなく、他人発信の感情で、その他人の感情に影響されているだけ、ということがあるんですよ、ということを教えてくれる本です。
対処方法が独特
こう要約してしまうと、HSPの本にも書いてありそうな内容で、なんてことない、と思われるかもしれませんが、この本の良いところは、その対処方法なんですよ。
すごく独特だし、科学的根拠が示された方法というわけでもないので、人によっては受け付けないかもしれませんが、私にはすごく合っていました。
私はプラセボだろうが、おかしな方法だろうが、とにかく効けばいい、と思うほうなので、抵抗なく受け入れられたのかもしれません。
日常生活に支障なく働けるようになってきた
というわけで、この本におおいに助けられ、現在、やっと仕事になれ、日常生活も正常にもどりつつあります。
いや~ここまで本格的にダウンしそうになったのは久しぶりだったので、あたふたしましたが、なんとか乗り切ることができてよかったです。
在宅就労だからこそ乗り切れたと思う
それも、在宅のお仕事だったからこそ、乗り切れた、という部分もあったと思います。これがもし、会社に出勤する勤務形態だったら、もっとコミュニケーションや細かいストレスが重なって、おそらく潰れていたと思います。
やっぱり、在宅で働ける、ということはとてもありがたいです。
一番辛い時でも、出勤してた頃と比較すれば、そのストレス強度は1/10ぐらいです。それぐらい負担が少ないです。
在宅就労が当たり前の時代になってほしい
そして、在宅で働く、という選択肢がある、という認識がもっと広まって、当たり前の選択肢になってほしいなとつくづく思います。
今は、まだまだ広がっていないし、どちらかというと、在宅就労というと身体障碍者の方、という認識の方の方が多い印象です。
でも発達障害でも、精神障害でもHSPでも、在宅でなければ働けない、という特性を抱えている方は、私以外にもいると思うんですよね。
なので、自分も含め、そういう方々がもっと自由に在宅就労を選択できるようになっていってほしいな、といつも思います。