エクセルVBA初心者におすすめの、エクセルVBA入門本、参考書「かんたんプログラミング Excel2010 VBA 基礎編」のレビュー。

エクセルって、作業グループにすると、使えなくなる機能がけっこうあるんですね、、、

私は、エクセルVBAどころか、他のプログラミング言語も、何も学んだことがなく、
さらに言えば、エクセルも入門本をさらっと読んだことがある程度で仕事でもあまり使ったことがない、
超初心者
なんですが、

最近、仕事上で急遽、エクセルVBAを使って表作成をする必要性が発生しました。

エクセルも初心者なので、ネットで調べつつ、四苦八苦してなんとか表作成はできたんですが、
修正の指示がちょこちょこ頻繁にあり、修正の指示があるたびに、
その修正を12か月分のシート全てに、1シートずつ同じ修正をしていくことにかなり時間がとられてしまい、
これはなんとかせねばと思い立ったわけです。

12か月分の全てのシートを「作業グループ」にして、
その修正を一括で反映させられれば問題ないのですが、

エクセルの使用したい機能によっては、
「作業グループ」にするとグレーアウトしてしまって、選択できなくなる機能があるんですよね。

例えば、「データの入力規則」という機能(あらかじめ設定したリスト内にある文字列しか入力できないようにする、などができる)がそれで、他にもそのような機能があるみたいですが、今回私はこの「データの入力規則」を使用し、その修正を頻繁にする必要があったので、「作業グループにして一括で反映」させることができず、エクセルVBAを使うしかない、という結論に至りました。

自分がやりたいことと完全に一致したエクセルVBAのコードは意外とネットでも見つからない

最初はネットで検索して、やりたいことが実現できるコードを探していたんですが、
やっぱり、自分のやりたいことと完全に一致するコードってなかなかなくて、

「自分のやりたいことに似てるけど、若干違う部分があるから、
このコードをちょっと改変すればできそうなんだけどな」

というコードはたくさん見つかるんですが、そのちょっと改変するにも、
何の基礎知識もないと、改変しようにも、どこをどういじればいいのやら、、、

数時間探し続けたんですが、結局そのまま使えるコードはみつからず。

てことで大人しくamazonへ。
エクセルVBAの入門本、参考書を探しました。

エクセルVBAも、他のプログラミング言語も一切学んだことがない超初心者に最適な入門書、参考書を発見!

で、選んだのがコレ↓

かんたんプログラミング Excel 2010 VBA 基礎編

これ、すごくよかったです。

エクセルVBAが仕事で必要になる以前に、
自分は職歴も短いし、何のスキルもないから、

プログラミングができるようになりたいな~

という漠然とした欲求があって、

ネット上で、

「初心者がプログラミングを手軽に勉強するなら、
まずはエクセルVBAから始めるのがおすすめ」、

なんていう情報を目にして、
書店で、エクセルVBAの入門本をいくつか手に取ってみたこともあるんですが、

「入門」「初心者」などと名のつく本は、
初心者用ということで、とっつきにくい構文の説明を抜きに、
「とりあえずやってみよう!」的な内容の割合が多くて、
基礎的な構文の説明があまりなく
これだと、やった気にはなるだろうけど、基礎が身につかず、
自力でコード改変したり、オリジナルのコード書いたりの応用力が身につかないんじゃないかな、、、?
というものが多くて、

逆に、もうちょっとお堅い感じの入門本は、
基礎的な構文の説明はがっちりされてるけど、明らかに他のプログラミング言語を学んだことがあることが前提になっていて、専門用語が解説なしに使われていて、まず文章を理解するのに一苦労で数ページで挫折、という感じだったんですよね。

プログラミング初心者向けの本は、構文説明がおろそかだし、
構文説明がきちんとされていると、プログラミング経験者向け、という感じで、
プログラミング初心者向けで、かつ、構文説明もきちんとわかりやすく説明されている本に出会ったことがなかったわけです。

エクセルVBAもプログラミングも初心者な人にもわかりやすく、でも基礎はしっかり

でも上記の本はまさに、私の希望を叶えた内容でした。

まず、すごく説明が懇切丁寧でわかりやすかったです。

字も小さすぎず、図やキャプチャ画像も適度に載っていて、
全部読みましたが、「わからない」と思うことが一度もなく、すんなり読めました。
これって初心者にとっては、けっこう重要だと思うんですよね。
どんなに良い本でも、最後まで読めずに挫折してしまっては意味ないですから。

全体を通して、プログラミング言語を一度も学んだことのない、真の初心者向けに書かれていると思います。

だからと言って、
決して基礎はおろそかにしていない、という印象。
「とりあえずやってみよう」な部分と、「基礎的な構文説明」の部分の割合が絶妙でした。
「基礎的に必要だけど、とっつきにくそうな構文説明を初心者にもわかるように説明する」というところからも逃げずに向き合っている、という感じで、著者のその真摯な姿勢が伝わる良書だと思います。

著者はエクセルVBAの著作経験が豊富

著者についてさらに言えば、
私はいつも、似たような本があってどれにしようか迷った時は、
著者が他にどんな本を書いているのかを調べることにしています。
(amazonなら、著者名をクリックするだけで、その著者の他の著作本が表示されます。)

この本の著者の、他の著作本についても調べてみたんですが、
過去の著作本はほとんどが、エクセルVBAに関する本で、
その冊数もかなり多い方だと思います。
なので、エクセルVBAについて初心者にわかりやすい本を書くノウハウを、
しっかり蓄えている
だろうと推察できますし、
実際に、過去に書いたエクセルVBA入門本の中で、いくつか評価の高いものがありました。

上記の本とどちらにしようか迷った本もいくつかあって、
その迷った本全ての著者についても、
その著者の別の著作本について調べたんですが、

過去に一冊もエクセルVBAについての著作本がなかったり、
「Windows8入門~」、「パソコン入門~」のような、
エクセルVBAの初心者というより、OSの使い方やパソコンの使い方がわからないという、
「ちょっと!初心者といってもジャンルが違うよ!」って言う本しか書いてなかったり、

「入門本を書くためのノウハウはあっても、エクセルVBAに関しては専門外なんじゃないのかな?」
と不安に思ってしまう本ばかりで、結局、不安点が私の中でなかった上記の本を選びました。

入門本、なのに実践的

実際に読んでみると、
説明やサンプルコードも、実際の業務に即した内容で、

「、、、で、これ実際何に使えるの?」

的な戸惑いがなく、
入門本でありながら、
初心者でもすぐに仕事に取り入れていけるような実践的な内容になっていると思います。

なんといっても、
学生時代、数学は赤点ばっかりとっていて、
プログラミング本を数ページで挫折し続けてきた、
数学的センスゼロな私でも、
この本を読んでVBAの基礎を理解し、さらに、逆引き本(これは別の本)に載っていたサンプルコードを参考に、
実務に合ったオリジナルのVBAコードを自力で複数個作成できるまでになった
ということが一番のおススメポイントです。

その間、わずか2日間です!(土日に集中してやったので)
コードを実行して思い通りに動いた時は、
思わず一人で
「おお~!」と感嘆の声をあげてしまいました。
自分が、こんなに早く実務で使えるコードを記述できるようになるなんて正直思ってませんでした。
本に載ってるコードをそのままなんとか使えないかなぐらいで。

嬉しすぎて実家の母に電話で自慢してしまうぐらい嬉しかったです。(/ω\)
母も、私の散々な数学の点数たちを見てきていたので、
「よっぽどその本がよかったんだね」と驚いていました。
ちょっと、本だけじゃなく、私の努力も褒めてよって気がしなくもないですが。

本のタイトルがExcel2010なんだけど、大丈夫?

また、上記の本のタイトルが、

「かんたんプログラミング Excel 2010 VBA 基礎編」

というように、
「よく見たら、Excel2010じゃん! 2013だったらよかったのに~」
と思う方もいるかもしれません。
何を隠そう、私がそうでした。

私は、自宅のパソコンに入っているのがExcel2013で、
職場のパソコンに入っているのがExcel2010なんですが、
自宅でも練習したりしたかったので、2010というのがけっこうひっかかりました。

で、ネット上でExcel2010とExcel2013の機能や使い方に関する違いについて調べたんですが、
圧倒的に、2010と2013なら、ほとんど差はない、
むしろ使っていて何が違うかわからない
という情報が多かったのと、

自分は初心者なので、ソフトのバージョンに厳密にこだわるよりは、
初心者が挫折せずに読める、かつ、
自分でオリジナルコードが作成できるような応用力につなげるための、
基礎的な構文説明がわかりやすく説明されている、という点にこだわろうと考え、
バージョンには目をつぶり、購入しました。

で、もう数か月、ちょこちょこ実務で使ってますが、
Excel2010の本に載っているコードを使用したり、
本で理解してオリジナルコードを作成して使用しても、
今のところ、Excel2013上でうまく実行できないとか、
本と実際のソフトのバージョンが違うことによる不具合はありません。

バージョンアップといっても、
機能が大きく刷新されるバージョンアップもあれば、
マイナーチェンジ的な、この機能がちょっと操作しやすくなったとか、
ちょっとした便利な機能が増えたとか程度のバージョンアップもあるので、
Excel2010からExcel2013へのバージョンアップは、
マイナーチェンジ的なものだったのかなと個人的には思っています。

そもそも、Excel2010とExcel2013では互換性がちゃんとあるわけですし、
エクセルVBAのコードの仕様のような、
かなり機能の根幹に関わるような部分はあまり大きく変わるものでなないのかもしれませんね。

実務で使うなら、入門本+逆引き本 がべストだと思う。

ただ、実務で使うとなると、
実際の実務上では、入門本に載っている構文だけではカバーしきれないので、
前述した通り、抱負なサンプルコードが載っている逆引き本が、合わせて必要になってくると思います。

逆に、逆引き本だけでもいけるんじゃないかなと、
入門本買う前に、図書館で、逆引き本を2、3冊読もうとしたんですが、
エクセルVBAの基礎知識が全くない段階だったので、ほとんど理解できず。(/_;)

構文の説明が載っているタイプのものは、部分的に理解できるところもありましたが、
仕事で逆引き本を使うには、逆引き本のどこを開いても理解できないと、
逆引きとして使いものにならないですし、わからない部分をいちいちネットで検索しても、
基礎的な知識がない段階だと、ネットの説明も理解するのが大変で、
結局、余計な時間がかかってしまうんですよね。

なので、単発的な需要で、今後エクセルVBAを使うことはあまりないかなという人なら、
逆引きとネットでも乗り切れるかもしれませんが、

今後、ちょこちょこ、仕事に取り入れていこうと考えているなら、
入門本+逆引き本
がベストかなと思います。(私の購入したおすすめの、エクセルVBAの逆引き本のレビューはこちら→エクセルVBA初心者におすすめの逆引き本のレビュー

ネットはその補足的に使うとか、
入門本+逆引き本で実務で使うオリジナルコードをいくつも記述できるようになってから、
いわゆる中級者レベルになれば、ネット上のコードを元にささっとオリジナルコードが記述できるようになるんじゃないかなと思います。

「関数編」、「応用編」も私は必要でした。

また、この本は、
「かんたんプログラミング Excel 2010 VBA 基礎編」
という名前の通り、「基礎編」なんですが、
他にも、
「かんたんプログラミング Excel 2010 VBA コントロール・関数編」
「かんたんプログラミング Excel 2010 VBA 応用編」
といった、「関数編」、「応用編」の2冊があります。

貧乏なんでかなり迷ったんですが、

実務で、自分がやりたいことが「基礎編」には載ってない!
でも今すぐやり方が知りたい!

ってなった時に、初心者の知識でネットで応用的なコードを見ても、
理解するのに時間がかかって余計な時間の浪費が発生するよりは、

同じ著者の本で基礎から応用までを、実務を通しながら体系的に学んでいったほうが、
著者の説明の芯がブレることがないので学びやすいだろうし、
ちょっとした応用にすぐに対応できるようにしておきたいという考えから、
私はどちらも購入しました。

すると、案の定、実際の実務で必要なコードを記述しようと思うと、思ってたより早く「応用編」や「関数編」の知識も必要になったので、ケチらず買っておいてよかったなと思っています。

知識といっても、「基礎編」をざっと読んでおけば、
「応用編」「関数編」に関しては、使いたいところだけ拾い読みでも十分使えました。

なので、経験上、実務でどんどんエクセルVBAを使っていきたいと考えるなら、
「関数編」「応用編」も買っておいた方が、いいかなと私は思います。

【おすすめのエクセルVBA入門本と逆引き本】

かんたんプログラミング Excel 2010 VBA 基礎編

かんたんプログラミング Excel 2010 VBA コントロール・関数編

かんたんプログラミング Excel 2010 VBA 応用編

できる逆引き Excel VBAを極める 勝ちワザ700 2010/2007/2003/2002対応 (「できる逆引き」シリーズ)

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