発達障害者の適職は? 当事者が思う向いている仕事、職種(1)

私は、このブログのタイトルにある通り、

大人の「特定不能の広汎性発達障害者(PDD-NOS)

です。

自閉症スペクトラム」という概念でいえば、
アスペルガー症候群ほど特性のスペクトラムが色濃いというわけではないですが、
健常者(定形発達者)といえるほど、色薄い位置にいるわけでもない、という感じですね。

何度か働いたことはありますが、
いずれも発達障害の特性のせいで職場に適応できずに、
すぐに退職してしまったので、
未だに実務経験といえるものがありません。
(私の発達障害の特性の詳細はこちら→私の発達障害特性

なので、
3年以上同じ会社で働いた経験がある人などは、
後光が眩しすぎて肉眼で直視できない
レベルの雲の上の上の上の、、、、

とにかく神々しいお方々なのであります。

そんな、たいした実務経験もないヤツが仕事を語ろうとすんな!

と思った方、
ごもっともです。はい。(/ω\)

でも、確かに、
アルバイトを掛け持ちしているような
元気ハツラツ系大学生に余裕で劣る実務レベルかもしれませんが、

すぐに辞めてしまうからこそ、
割りと色々な職種についていて、どんなことができなかったか、
なぜ続かなかったのかを、具体的に語ることができると思います。

ということで、
まず、発達障害者に向いていない仕事を提示していき、
逆説的に、
発達障害者に向いていると私が個人的に思う仕事を挙げようと思います。

今回は、まだ、発達障害者に向いてない仕事を挙げる内容なので、

てやんでい!
さっさと、向いてると思う仕事言ってみろい!

という江戸っ子な方はこちらの記事へどうぞ→発達障害者の適職は?当事者が思う向いている仕事(3)

では、改めまして、

まず、アルバイトで言うと、

コンビニはダメ、絶対!

「ただレジ打ってればいいんでしょ?楽そうじゃん。
居酒屋とかより客とコミュニケーションしなくても大丈夫だし」

なんて甘い考えで手を出すと痛い目に合います。
私は激痛でした。

コンビニはレジ打ちだけ

なんて浅はかな世間知らずは私だけかもしれませんが、

一応、コンビニの仕事内容を挙げると、

  • レジ打ち
  • 荷物のサイズごとの料金を暗記
  • コピー機内のお金の合計を暗算
  • 品出ししながら、レジの混雑具合を伺い、混んだらすぐレジに入る
  • 商品の並べ方を覚える
  • チケット料金、公共料金の受け取り
  • 唐揚げなど、揚げたての際は大声で「出来たていかがですか~」。同僚が言った場合は、直後に続けて繰り返す。
  • 暇な時間帯の時の同僚との会話

という感じ。

他にも覚えなきゃいけないこと、苦手なことはありましたが、
トラウマすぎて思い出せません。
自己防衛機制ががっつり働いている模様、、、。(-ω-)

とにかく、
思っている以上に覚えることがたくさんあるのです。
むしろレジ打ち以外の作業をやっている時間の方が長いかもしれません。

そして、
全ての作業において速さが求められます。
作業を速くやりつつ、同僚の状況にも目を配り、
レジが混むとすかさずレジに入る。

これができないと、厳重注意。
何度もできないと、同僚に嫌われます。
ネチネチと小舅のように嫌味を言い続けられたりします。
ソースは私です。(/_;)

この

作業をやりながら同僚の状況にも目を配る

というのが、私は壊滅的にできませんでした。

発達障害特性の「同時並行作業の苦手さ」がモロに出たのです。

あとは、
商品の並べ方が頻繁に変わることや、
並べ方の指示が人によって違うことも、ものすごくフラストレーションが溜まりました。

同じ作業を繰り返していると、
無意識にこだわりが発動してしまうのですが、

最初に覚えた並べ方が、3日後にはもう全く違う並べ方になってしまうのです。

最初のやり方を「正しいやり方」とインプットしてあるので、
正しくやりたいというこだわりが発動し、
最初のやり方にこだわってしまい、
臨機応変に他のやり方に変えることは、とてもストレスがたまります。

人によって指示が違うことも、
定形発達者なら、
指示内容を総合して、それぞれの指示の間をとったやり方にしてみたり、
一緒のシフトに入った指示者にその都度合わせるなど、
臨機応変な対応ができるのだと思いますが、

発達障害者にはそれが難しい。
どっちのやり方でやればいいのか延々と考えこんでフリーズしてしまいます。

また、
暇な時間帯は同僚と1対1の会話なので、
逃げ場のないコミュニケーション地獄です。これもけっこう辛かった。

無理して会話して、自分のコミュニケーション能力のなさを再確認するのも辛いですが、
会話せずにいると、他にやる仕事がないので、沈黙の中、置物のように立っているしかありません。
これもまた、気まずすぎるのです。

メモを取る時間はほとんどなく、
やりながら覚えろな感じなので、
耳で聞いて理解するのが苦手な発達障害者はなかなか覚えられません

というように、
発達障害者の苦手な作業がてんこ盛りな内容だったのでした。

コンビニだけで、長くなりすぎてしまったので、他の仕事については次記事で書くことにします。

次記事は事務について書く予定。

アスペルガー症候群・高機能自閉症の人のハローワーク

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