発達障害当事者の在宅ワーク、SOHOの体験レビュー。仕事内容について。(1)画像加工

今回は、成人の発達障害当事者である私が、実際に体験した
在宅ワーク(SOHOとも言う)の仕事内容
について語ろうと思います。

なお、

「その前に、在宅ワークって、どこから仕事もらえるの?」

っていう方はこちらの記事へどうぞ→在宅ワークの探し方、各SOHOサイトの比較。

※「SOHO」とは、
本来の意味では、個人事業主、フリーランスの人が
在宅で仕事を請け負うことを言います。
しかし、在宅ワークとSOHOを区別せずに、
ほぼ同一のものとして記載されていることも多々あるので、
広義の意味として、「在宅ワーク」とほぼ同じと捉えても支障はないと思います。

画像加工のSOHO体験レビュー

まず、第一回は、「画像加工」業務について。

画像加工業務と言っても、

画像の切り抜き(トリミングとも言う)、
画像の合成
画像のレタッチ

など、他にも様々な画像加工業務があります。

レタッチとは、
暗い写真の人物だけを明るくして欲しいとか、
この部分のコントラストを強くして欲しいなど、見栄えを改善する作業のこと。

単価は、
画像加工の作業内容の複雑さによって変わるので
ピンからキリまであって、
1枚20円のものもあれば、1枚400円のものもあります

でも、大抵は1枚、何十円~100円前後の単価の案件が多い印象です。

そして、上記の、
画像の切り抜き、画像の合成、画像のレタッチの中では、
一番作業が簡単な画像の切り抜き業務が、一番単価が低い印象です。(自分調べ)

作業量は、20枚の案件もあれば、100枚、1000枚の案件もあり、これもまた様々です。

依頼主には、
個人で自分のサイトで掲載するための写真として依頼している人もいれば、
ネットショップ経営者がネットショップ上に掲載する写真として依頼している場合、
ファッション雑誌に掲載するための写真として雑誌関連の企業が依頼している場合もあります。

で、私が選んだのは、
画像加工業務の中の、画像の切り抜き業務です。

なぜ、画像加工業務の中でも一番単価が低いことが多いこの仕事を選んだかというと、
画像の合成やレタッチ作業もできなくはなかったんですが、
仕事としてはしたことがなくて、いまいち自信がなかったからです。

切り抜きぐらいならできそうかな、
という、またしても浅はかな考えのもと決めたのでした。

私がやった画像切り抜き業務の概要

1.まず、Photoshop(画像加工ソフト)の設定を依頼主から指示された通りに設定する。

環境設定をいじる程度。

2.切り抜き対象以外の背景部分のピクセルを含まないように、
切り抜き対象の素材感を消さないように、パスで切り抜く。

作業をわかりやすく図解された3ページ程のマニュアルがあり、
作業済みのサンプルもあったので作業の理解には困りませんでした。

「素材感を消さないように」とは、
タオルなどの境界線がフサフサしているような対象を、
大雑把に直線で囲ってしまうと境界線がツルッとしてしまって、
タオルのふわふわ感がなくなってしまうので、
全部拾わなくてもいいけど、適度にフサフサの部分も拾って、
細かい波線、あるいはギザギザで囲っていくべしという意味です。

「パス」は、
Photoshopで言うとペンツールで
ポチポチとアンカーポイントとかいうマーカーを置きながら囲っていくと、
「作業用パス」として勝手に作られます。

こう、文章で書くと難しそうですが、
全然難しくはないです。
1、2回切り抜く練習すれば、
こんな感じでやればいいのかとすぐ取り掛かれる感じ。

ただ、ペンツールを1度も使ったことがない人は何回か練習して
ペンツールの操作に慣れておいた方がいいかもしれません。

作業後の感想

1枚切り抜くのに思っていたより時間がかかる

というのも、
今回の仕事の依頼主は企業だったのですが、
切り抜きの精度についての要求が、すごーく細かかったです。

「背景のピクセルを含まないように」という条件は、
拡大すれば簡単にクリアできるのですが、

「素材感を消さないように」という条件を満たそうとすると、
必然的に境界線を細かく拾っていかなければならない
ので、

フサフサ系の写真は最短でも30分はかかりました。

非フサフサ系の写真であれば、
10分ぐらいで切り抜けるものもありました。

なんかもう後半、
フサフサしているものを見るだけでイライラしました。

ただ、今回、
仕事として画像切り抜き業務をしたのは初めてだったので、
経験を重ねれば、熟練してもっと短時間でこなせるようになるのかもしれないですね。

総評

個人の依頼主だと、
企業の依頼主よりも単価が高い場合があるし、
要求される作業の精度も企業ほど細かくないと思うので、
単価の高い個人の依頼主を中心に応募するというのも手かもしれません。

また、企業の依頼主であっても、
ネットショップなどのWEB系は、
DTP系(印刷物)ほど高い解像度が要求されないし、
表示されるサイズが決まっているので、
印刷物のように近寄って見ると粗が見えるということも少ないのではと思います。

よって、WEB系の方が要求される精度は低いかもしれません

画像加工業務で稼ぐとしたら、
私なら、初めは、単価の低い、切り抜きのような簡単な業務を受注して、
実績と経験を作ってから、単価の高い複雑な作業に挑戦
していくという方法を取ると思います。

なぜなら、
単価の低い作業を習熟して短時間でこなせるようになるために時間を費やすより、
単価の高い作業をこなすために技術を磨くことに時間を費やした方が、
結果的に効率よく稼げると思うからです。

そんなの当たり前だと思われる方もいるかもしれませんが、
私も含め、レタッチとか合成とか自分には無理かなと決めつけて、
切り抜き業務だけで頑張ろうと、そこに時間を費やす人もいるかなと思いまして。

使用ソフトについて

Photoshopがない人はフリーの画像加工ソフト「GIMP」でも可能です。

ただ、Photoshopの方が圧倒的に操作がしやすいです。

GIMPだと、
アンカーポイントの微調整がやりずらかったりと、
他の機能も含めて全体的な印象として、細かい作業がやりずらい。

それでも、要求される精度を達成するには
そのやりにくい作業をなんとか工夫してやらなければならないので、
なんかやたら時間がかかります。

また、GIMAPを使う前に、
「Photoshopとほぼ同じことができる」というネット上の情報をよく見かけたので、
それを信じて切り抜き業務以外にも使ってみたのですが、
やはりPhotoshopと比べると、圧倒的に使える機能が少ないです。

それも、高度な機能がないのではなくて、
基本的な機能の使い勝手が悪い感じ。
結果、なんか仕上がりが素人くさい感じになります。

例えば、
「Photoshopならコレとアレでポチっとすれば、自然な感じにできるのに、GIMPだといかにも加工しました、合成しましたという感じにしかできない!」といった感じ。

100枚 とか大量にやる場合は、Photoshopの方が作業効率がよく、時間短縮できると思います。

「Photoshop高すぎ!」という人は
「Photoshop Elements」のパッケージ版が
Amazonで¥12000 ぐらいで売っています。

「Photoshop Elements」なら、
切り抜き業務以外のレタッチや合成もやりやすいし、
単価の高い仕事は
「Photoshopを持っている方のみ」
と応募者を限定している案件もけっこう多い
ので、
単価の高い仕事で本気で稼ぎたいという人は買って損はないと思う。

Adobeは、
現在「Creative Cloud」という
毎月定額料金を払い続けなければ使用できない制度に変わったのですが、
Amazonなどでは、「Creative  Cloud」に変わる以前の「パッケージ版」がまだ売られています。

パッケージ版はいずれはAdobeのテクニカルサポートが切れて
使いづらくはなるかもしれないですが、
頻繁に使う人でなければ、とりあえずパッケージ版を買って、
サポートが切れた時、どうしても必要だと感じれば、
Creative Cloudで月額980円で
「Photoshop」と「Lightroom 」が使えるので、
そちらを契約すればいいんじゃないかなと思う。

Adobe のテクニカルサポートが切れると、
そのソフトのセキュリティアップデートがされないので、
ソフトの脆弱性をつかれてウイルス感染するという問題が起きる可能性があるらしいのですが、

それなら、ネットに繋がないパソコンを用意して
そのパソコンだけで使用するようにすれば、
サポート終了後もずっと使い続けられるのでは?と
貧乏ゆえにセコい妄想をしたりするのですが、
セキュリティーに関しては、私はあまり詳しくないので
正直よくわからないです。すみません(^^;)

ちなみに私は
学生時代に、アカデミック版になけなしのバイト代をつぎ込んで買いました。

私の人生の中で唯一、先見の明があったといえる行動です。

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