成人発達障害者、久しぶりに自分の「こだわり」にブンブン振り回される。

両手掴まれて、ブーンブーン

そいやー!!

てな感じでさんざん振り回されたあげく、放り投げられました。

いたいけな社会的弱者にそんな無体を強いたのは、
発達障害者にとっては、おなじみ、

こだわり」であります。

敵は己の内にあり。

幼児期から、発達障害の特性により、
様々な場面でスパイシーで甘みゼロな、苦い体験を重ねてきました。

痛々しい程にコミュニケーション能力が欠けていた私。
今でも当時のことがふいに頭をよぎると、
「ぬあーーーっっ!!」と奇声をあげてしまいそうになります。

そんな私ですが、社会人になり、発達障害の診断を受けてからは、
自分の発達障害的特性を自覚し、意識的にコントロールできるよう日々、努力を重ねてきました。

そのかいあって、昔に比べて、「こだわり」を発動する頻度も減ったし、
発動しても、その途中で気付いてこだわりから脱することもできるようになりました。

完全に飼いならしていると思っていました。

しかし、ついに昨日、盛大に「こだわりモード」、別名「武士道精神モード発動

朝から調べ物をしていたのですが、なかなか答えが得られず、
1日中座したまま、調べ物一つに休日の全てを捧げてしまった。朝の4時まで。

途中、食事をしたような覚えはあるんですが、何を食べたかはあまり覚えていません。
調べ物は私的なことで、仕事には全く関係なく、特に緊急性もありませんでした。
他に休日中にしなければならないことがたくさんあったのに。

  • 在宅で請け負っている仕事
  • 限界まで散らかった部屋の掃除
  • 部屋の半分を占領している洗濯物の除去
  • 散乱した重要書類の整理
  • 滞納していた公共料金の払い込み
  • ピーマンと納豆しかないので食材の買い出し

これら全てをスルー。

こだわりが発動すると、
その自分がこだわっている内容の重要性、優先順位は考えません

たとえ、自分にとってさほど重要でない事柄であっても、
「知りたい」と思い行動を開始したら、その目的を達成するまので行動を完遂させたいのです。

つまり、
「知りたい」の部分にこだわりが発動されるのではなく、
1度始めた行動を最後まで完了させたいという部分にこだわってしまうのです。
「調べて答えを得る」という行動を、きちんと正確に最後まで完成させたいという欲求なのです。

なので、
調べていた内容についてはさほど執着がなく、
何時間も調べてやっと得た答えでも、答えを得てしまえば、
「調べて答えを得る」という行動の完了を意味するので、急に冷めてしまって、

なぜ、こんなことを朝まで調べてしまっていたのか、、、

と、ばからしく感じてしまうことがよくあります。

昨日はまさにこのパターンで、
在宅ワークを放り出してまで、
そこまで知りたかったわけではないことに休日の全てをつぎ込んでしまいました。
激しく後悔。

結局、昨日の分の在宅ワークは今日頑張ってもやりきれず、まだ残っています。

まだ締め切りはずいぶん先なので、
計算上、今後頑張れば間に合うんですが、
これが締め切り間近だったらと思うと、怖すぎです。

そんなわけで、
要約すると、自分の「こだわり」に振り回されたあげく、
放り投げられ全身打撲を負うも、命に別状はない、そんなお話でした。

あなたがあなたであるために―自分らしく生きるためのアスペルガー症候群ガイド

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